×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

【白雪が降るあの白い家にて】
・製作者:さふらん様 

総合評価:C(吉里吉里、猟奇ノベル、残酷描写有り、シンプル)

さて、イエス・ノーゲームってご存知ですか?
用意するのは、『紙とペン』、『黒と白の小石』、『空き箱×2』。
手順も簡単です。
まず、友人や家族(3名〜)で、それぞれが普段聞きたくても聞けないような質問を紙に書きます。
それを、他の人に見られないようにくじ箱などに入れ、シャッフル。それを一枚ずつ読み上げていくわけです。
それぞれ、その質問に正直に答えなければなりません。
もちろん、そのまま答えたらゲームになりません。なので、返答は二色の小石を使用します。
YESならば白の小石、NOならば黒の小石を他の人に見られないように回収用の箱に入れます。
つまり、誰がイエスで、誰がノーなのかを分からなくするわけです。
至極単純ですが、やってみると中々面白かったりします。修学旅行や、飲み会などでやった方も多いかもしれませんね。



では、ここで少しやってみますか。





1.『犬より猫が好きだ。』

お、ジャブとしては最適などうでも良い質問ですね。では、どうぞ。





  
       ○  ● ○    ●○    ○ ● ○ 
         ○●●         ●    ○ 
    ●○     ○  ○●○ ○
・・・白が12、黒が8ですか。私は犬の方が好きなのですが、ネット上での猫派の勢いは恐ろしいですから、これでも黒は頑張った方でしょう。



2.『私は今、好きな人がいる。』
いいですね、甘酸っぱいです。ところで、こういうのを修学旅行でやるような青春を送れた方ってどのくらいいるんですかね?





  
       ●   ● ○    ● ●    ○ ● ○ 
         ○● ●      ●    ● 
    ●○   ○  ● ●○ ●


なるほど、白が7、黒が13ですか。・・・恋愛は良いことです。自分自身を高めてくれますから。と、恋愛ヴァージンの僕が言ってみます。



3.『この銀河を統括する情報統合思念体によってつくられた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス。それが、わたし』
・・・まぁ、はい、どうぞ。いるわけ無いと思いますが。




数えるまでも無いと思いますけどね、
  
       ●  ● ○    ●●    ● ● ●
         ●●●         ●    ● 
    ●●     ●  ●● ○●
・・・黒、黒、白、黒、黒、黒、黒、黒、黒、黒、黒、、黒、黒、黒、黒、黒、黒、黒、白、黒・・・って!?

長門ぉおおおおおおお!?!?!?!?


太眉ゥううううううううう!?!?!?!?



4.「いい加減バカな事をやめてレビュー始めれ」





      
       ○
      ○
      ○○○○
      ○  ○
      ○○○○
      ○  ○
      ○  ○
      ○○○○
      




ええ、分かっていますとも。毎回やってるこのネタ部分がちょいちょい寒いってことはね。

ええ、本当に寒い。
まるで雪が降るあの家のように・・・

さて、ありえないほど強引かつ台無しな繋ぎですが、『あの白雪のふる白い家にて』のレビューに移りたいと思います。

このサウンドノベルの舞台は『白い家』と呼ばれる施設で、そこには様々な事情で連れて来られた少年少女たちがともに生活しています。

この物語の主人公、ぽーっっとしている事が多く、容姿も人並みの少女『トーコ

トーコより2つ年下だが、容姿端麗、しっかり者の『ヘルマ

体格は大きいが、穏やかで料理上手な『マシュー

冷めた目つきの少年、皮肉屋の『ミラルド

まだ幼さが抜けず、いつも二人一緒で行動している『イチ』と『モニカ

そして、子供達を優しく見守る『先生』


血のつながりは無くとも、6人は紛れも無く『家族』でした。

あの銀雪の夜までは『家族』でした。

暖かな料理を奪い合うような、遠慮のいらない『家族』でした。

あのゲームが始まるまでは『家族』でした。

そして、きっと最後まで『家族』でした。



いわゆる密室系猟奇ノベルですね、残酷な描写とかもあるので苦手な方はやめた方がいいかと思います。

あ、でもなんというかですね。
『廊下に落ちた内臓が、ぴくりぴくりと動きながらろうそくの明かりを受けて輝いている』
とか、
『眼球に突き刺さったペンを、ぬるりとした何かが伝っている』
とかそういう直接的な描写は無いです。


なんていうんでしょうね、綾辻さんの作品を『胸焼けを起こすような猟奇』と表現するならば、この作品は、『胸を締め上げられるような猟奇』って感じですか?
う〜ん、いまいちこの感覚を言葉に出来ませんね・・・




BOLT.N>うまく言語化できない。情報の伝達に齟齬が発生するかもしれない。でも、聞いて。



はい、 そろそろ飽きてきましたね。僕もです。
とまぁ、今回のレビューは異常にネタ率が高いですが、それは作品の性質上、あまり踏む込むわけにもいかないからです。気軽に犯人はヤスとか言えないじゃないですか。
ただ、かなり面白かった・・・猟奇モノに面白かったって言葉もおかしいですね。

稚拙な表現になりますが、『悲しかった』、『切なかった』、『恐かった』、『可哀想だった』、『怒りが湧いた』・・・といった所でしょうか。


あと不思議な話なんですが、『幸せだった』とも思えました。・・・僕だけなのかな?


ともかく、30分くらいの作品なので興味がある方は一度プレイしてみては如何でしょうか?もちろんグロ耐性があるのは前提条件ですが。

さて、ここらへんでレビューを終えましょうか・・・ん?最後に僕宛の質問が残ってますね。

『今度からネタは省いて、短くて的確なレビューを書いてみたら?』