【高校野球シミュレーション3】
・製作者:西野直幸様 

総合評価:B+(スポーツシミュレーション、中毒性大、リアル、猫)





僕の試験勉強時間を返してよ!

みたいな?
ええ〜、このゲーム。中毒性ですね。よろしいですか?
ストーリーは簡潔。新任教師のあなたは全国各地から自由に高校を選んで監督になることが出来ます。
ええ、全国各地。4000校以上


完全に野球基地ですね。
しかも、それぞれステータスが違うんですよね。現実の高校のデータから作っているのでしょう。
でも、色々問題があるのか名前はぐちゃぐちゃに変換されています。 やっぱり学校側への配慮なのでしょうか・・・?
まぁ、用意された裏技使えば一発で実名に変換されるんだがな!!
作者さんは分かってますねぇ。
まぁ、好きな高校を選んでプレイしましょう。母校とか有名校とか、あえて名前も知らない弱小校とか。
練習メニューは15種類ありまして、それを上手く時間配分(最初は180分)した練習パターンを作ります。
パターンは5種類まで作れるので、打撃・守備・走力・投手1・投手2といった感じで作りましょう。
そして最後に、選手に適したパターンを振り分ける事で練習設定は終了。
あとは、クリック一つで次の日へ、繰り返すだけで選手が育っていきます。

ね?簡単でしょう?

試合も、指示出さなくて高速モードにしてても勝てたりするので、難しい事を考える必要はありません。
基本的な操作は以上。あとは練習を効果的にするために機材を集めたり、練習試合を組んだりして、チームを強くしていきます。
適当にプレイしてもそれなりに強いチームが作れるので、初心者でも取っ付きやすいですね。
しかし、そのシンプルさがなのだ・・・!
このゲーム、適当にプレイする人も許容する。
そして、本気でやりこむ人を何処までも許容する。

たとえば、

「練習の組み方」
素人:ん、とりあえずバッティング系組んでおけば良いかな?
玄人:現在持っている機材に対応している練習メニューを組もう。監督の指導力の影響が大きい物も狙い目だな。

「試合」
素人:高速モードにしておけばいいよね。負けたらリセットしよう。
玄人:このピッチャー相手に真っ向勝負は無いな。狙い球を絞って安打狙いだ。

「スカウト」
素人:ん〜とりあえず能力高けりゃ良いか。
玄人:ふんっ、怪物が出るまではリセット、リセット。

「体育祭」
素人:お、コントロールが上がったっぽいぞ?・・・って、ピッチャーじゃないじゃん。
玄人:棒倒れろ棒!棒!棒!!!

「ランダムイベント」
素人:あちゃ、怪我した・・・まぁ、面倒だしリセットしなくても良いか。
玄人:猫出ろ!猫出ろ!猫出ろ!!猫出るまでリセットォオオ!!


・・・なんか、精神崩壊してないか?
とにかく、このゲームやりこもうと思えばとことんやり込めます。ラスボスが凶悪ですからね(マジで)。
あれに勝つには一体何人の怪物が必要なのか・・・。

・・スカウトが毎年一人見つけてきたとしても最高三名までだもんな、やっぱりランダムイベントで1〜2人は怪物にするしかないのか、あとは他のメンバーの能力だけど、流石にオールAは厳しいよなぁ、なんなら走力捨てることで、打撃に特化させて点取り合戦に持ち込ませるか?いや、それじゃ守備範囲が狭まるし、どちらにせよ相手はオールS・・・やっぱり球を絞って安打狙いを繰り返して、誰か怪物でランナー一掃するしかないか?いや、それよりも・・・(筆者思考ループ突入により強制終了)