■“剛力”サムソン 古代イスラエルの士師(さばきびと、少数部族であったヘブライ人の司法行政を担当した人々。世襲ではない)。 旧約聖書の士師記13〜16章に登場する。 生まれる前から神に捧げられた聖人(ナジル人)であり、人並みはずれた怪力の持ち主であったという。 当時サムソンの属するヘブライ人はペリシテ人によって支配される被支配階級であったが、 サムソンはペリシテ人の女に恋をし、彼女を娶ることになった。 しかし彼女の両親が結局婚約を破棄して娘を他のペリシテ人に与えた為、 サムソンは怒り、300匹のジャッカルの尾に松明をくくりつけ、ペリシテ人の土地を焼いた。 ところがペリシテ人たちはこの騒動の原因を件の娘とその両親にあるとして彼らを処刑してしまったため、 サムソンは更に怒りペリシテ人たちに報復、ついにペリシテ人たちは陣を敷いてヘブライ人にサムソンの身柄引き渡しを求めたため、 仕方なくヘブライ人たちはこれに応じてサムソンを引き渡す。 ところが護送中にサムソンを縛っていた縄目は落ち、サムソンはその場で拾ったロバの顎骨を武器に1000人あまりもの ペリシテ人を打ち殺したという。 その後、士師となったサムソンは20年間イスラエルを裁いたが、 やがてデリラという女性を愛するようになったため、ペリシテ人たちはこのデリラを使ってサムソンの怪力の秘密を探ろうとする。 サムソンはなかなか秘密を教えなかったが、とうとう頭に剃刀を当ててはいけないという秘密を漏らしてしまい、 デリラの密告によりサムソンは力を失って囚われの身となった。 ペリシテ人たちはサムソンの両目を抉り、石臼引きの奴隷とした。 そして自分たちの神であるダゴンの大神殿に感謝を捧げ、神殿にサムソンを引き出し見世物にした。 ところがこの時、サムソンの祈りによって彼に再び力が蘇り、 サムソンはその怪力によって大神殿を倒壊させ、集まっていた3000人あまりものペリシテ人たちを道連れにて死んだ。 ・性格  見た目はむさくるしいが気さくで明るく、割と典型的スポーツマンなタイプ。  あんまり表裏もなく、おおらかで器が大きいので付き合いやすい性格といえる。  差別に苦しめられたことがあり、出生や身分を気にするような人間には反感を持つ。  女性に対して妙な信仰のようなものがあり、全ての女性は根本的なところで善であるという  根拠の無い信念を持っている。  その為、悪女の手管などには簡単に引っかかってしまうのだが、  それでもいい女に騙されるのは男だから仕方ない、女が悪いのではないと割り切れるらしい。 ・方針(聖板戦争での立ち回り方)  小細工無用。  自分は回りくどいことが出来る性分でも能力でもないので、素直に一人ずつ当たって叩き伏せる。  罪無き人を殴るのは主義ではないので、できれば悪人とあたればいいなとは思っているが、  向かってくる相手ならきっちり返り討ちにする。 ・戦闘スタイル(強み・弱点含む)  小細工無用。  真っ向から素手で殴りあいに行く。  もしくは取っ組み合う。  しかしこの素手の攻撃の威力がむちゃくちゃである。  掛け値なしに山でも持ち上がるんじゃないかと思うほど。  頑健さも異常で、ほとんど裸の姿でフル装備の武者とでもガンガン殴りあう。 ・戦闘時相性の悪い相手・良い相手  正面から戦う戦士タイプなら大抵頑丈さと腕力ではこちらに分があるので戦いやすい(有利かどうかは別として)。  術師などに対しても魔術耐性のおかげでかなり強いのだが、体は頑丈とは言っても別に不死ではないので、  距離をとって粘り強くダメージを与え続けられると最後には倒されてしまう。  とはいえ倒れるまでに相当の時間(三日三晩とか)が掛かりそうだが…  また。女性には甘いので相手が女性だとその時点で大変に不利である。 ・性格的に相性の悪い相手・よい相手  基本的には人がよく、自分の方からは出来るだけ率直に相手を評価しようとする性格上、  大概の人間とはある程度上手くやっていけるのだが、彼のその暑苦しい外見に我慢ができないと相手の方が辛い。  前述のように差別に苦しめられた経験がある為、出生や身分を気にするような階級意識のある相手は  基本的に苦手。 ・最後のサーヴァント自身から一言! 「なんだかわからんが、一番体を鍛えているものが一番強い!そうに決まっている!」 「女に悪い女なんてものはない、どんな女でも底の所には優しいいいところがあるもんだ。  まあ、惑わされちまうのは、男のサガだからしょうがないな!」