企画エントリーシート+ ※このシートは、サーヴァントの内面などを表すシートで、提出は任意です。 また、ページ内にこのテキストを直に組み込むだけなので文字数制限などはありません。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ・性格/人物像 簡略:狂化。本能的。戦闘大好き。無口。睡眠・ご飯好き。 やわらかなうねりをもった黒髪と焼け付いた褐色の肌に、染む橙の瞳を持つ少女。 普段は着古した黒い外套をワンピースのように羽織っている。 第二次聖板戦争におけるバーサーカーのサーヴァントの一人。 狂化のため感情などの人間らしさは薄れているが一般的なバーサーカーと比べて意識の混濁は少ない。とはいえ通常と比べ思考が鈍っているためか理性はあまり働いておらず、本能に非常に忠実。 無用な思考がない分感覚が研ぎ澄まされており、それらはもはや第六感の域に達している。 バーサーカー以外に適正クラスがない(クラス特性で狂化したのではなく、そもそも性質として狂っている)珍しいサーヴァント。第一の行動原理は戦闘である。 存在として狂っているためクラスとしての狂化の影響が弱く、パラメータアップの効果がほぼない。意識の混濁が少ないのはその副次効果。 また霊体化できない。 非戦闘時にはスイッチを切ったように凶暴性が消え、ただの無口で眠たげな少女になる。(本来は喋れるはずだが、その声は錆びた金属が軋むかのようであり、聞き取ることができない。) 狂化の影響か普段はあま感情の変化は見られないが、食事と睡眠は好ましく思っているようで眠気を感じればどこであろうと寝始め、気付けば何かをほおばっている。 高く見晴らしの良い場所、物陰などを好む。狭く窮屈な所もまた落ち着くらしい。美味しそうな匂いのする所は無条件で好き。特に肉の焼ける匂いが好きなようだ。 ところでそのご飯どこでもらったの? 不運。 ★本能的に行動する。だからご飯も寝るのも好き。 つまり、食欲と睡眠欲と…あとは判るな? ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ・方針(聖板戦争での立ち回り方) 簡略:好戦的。自由気まま。神出鬼没。マスターいらず。 何を願って召喚に応じたのか本人にもわかっていない。普段は一人で街をふらふらしている。 マスターの命令を聞く気がなく(何故か令呪の強制力も働かない)、サーヴァントとしては暴れ馬そのもの。 ただしマスターに危険が及んだ場合は即時帰投し全力で排除するなど献身的な側面もあり、嫌っているのではなく単に気まぐれなだけの模様。 聖板戦争を勝ち抜くための召喚対象としては忌避される存在だが、マスターである老人はそんな彼女を好ましく思っているようだ。 彼女と彼の間には他ペアとは違う特異な縁があるらしい。 バーサーカーでありながらマスターを随伴しないためその行動に戦略性はなく、ただそこに戦闘があるから参加するというスタイル。 その際近くに巻き添えになる人がいたり、日中であったりと戦場に問題があっても意に介さず、また相手を選り好みしない。 戦闘狂である彼女は戦うことそのものをこそ望んでおり、そのためマスターを狙うなど悪辣な手段は取らない。ただし立ち向かって来るならば、一般人であっても叩き潰す。 戦闘に際しては必要以上に傷つくこと、傷つけることを好む。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ・戦闘スタイル(強み・弱点含む) スタイル:肉体及び銃弾を用いた暴力、銃弾による多面攻撃 簡略:異常な耐久力、銃弾操作、体重操作、超感覚、単独行動、宝具の多重運用、戦闘高揚による段階的な攻撃力・攻撃及び移動速度上昇、物理属性のみ 弱点:遠距離攻撃手段なし、対魔法耐性なし、宝具の使用制限、戦闘高揚による隙の増加・命中及び移動精度低減 暴風の如く戦場を駆ける姿はクラス通りの狂戦士。正面から敵を砕き潰すのが好み。 戦闘における魔術的なブーストは一切無く、あくまで肉体を酷使することで運用される。 高い身体能力に加え自身の体重を意のままに操作することにより、目にも留まらぬ速度と短躯とは思えないほどの破壊力を両立させている。 これにより突出した戦闘能力を持ち、近接戦闘では無類の強さを誇る。高速機動と銃弾を用いた攻撃で中距離まで対応できるが、搦手を持たず、射撃精度も悪いため遠距離は期待できない。 ただし途上にある障害物全てを粉砕し瞬時に最短距離を詰めてくるため、中距離程度で安心していると泣きをみることになるだろう。 その戦闘スタイルは人の形をした暴力そのものであり、鍛錬を基とする一般的な英霊の戦闘技術とは一線を画す。 繰り出す動作は全てが相手を潰すための最短距離を走り、技術に依らないその攻撃は非常識且つ変則的な側面を併せ持つ。特に撃ち出す、叩きつけるといった動作を得手とする。 しかし、理由は解らないが唐突に動きを止めるなど大きく隙を作ることが時折ある。 戦闘を重ね傷を負うごとに気分が高揚し攻撃力と攻撃及び行動速度が上昇する。ただし意識の混濁が強まるため隙を作る頻度が上昇し、命中及び移動精度が低下する。 また尋常ではない耐久力を持ち、攻撃を喰らい傷を負っても戦闘能力が一切低下しない。単独行動スキルと相まって高い戦闘継続能力と追撃・離脱能力を持つ。 ただし不死・攻撃無効などの特殊能力ではなくあくまで耐久能力であるため、限度を超えれば死亡する。 バーサーカーが負傷及び死亡した場合、状態によって相応の時間がかかるもののマスターの手による修復再生が可能(霊核が崩壊した場合、または肉体の七割を消失した場合は不可)。 またマスターによる回復には遠く及ばないが、軽度の負傷に対して自己再生能力を持つ。その場合食事・睡眠などを行うことで再生速度が上昇する。 銃弾を自在に射出する能力を持つ(自身が触れられる範囲のものに限る)。 利用法は、銃弾を指の間に複数挟み込んだ状態で相手を殴りインパクトの瞬間に炸裂させる、着発信管型の破片榴弾を握りこみ鉄槌(手の小指側の面)で相手をぶん殴る、 弾帯を広げ同時または連続発射するなど多岐に渡る。 自爆としか思えない行為も、馬鹿げた耐久力をもつ彼女にとってはより高い火力を得るための手段でしかない。 彼女自身の存在及び宝具の特殊性から、宝具を行使する際に魔力を消費しない。ただし、断続的に使用し続けるとオーバーヒート状態になり動作不良が起きる。 無視して使用を続けることも可能だが、限度を超えると長期的な休息及びマスターによる調整が必要になる。 また宝具の使用に関して負傷及び高揚によって段階的に開放するよう意識的な制限がかかっている(傷を負うほど高位宝具が開放される)。 最終制限の固有結界は、極限まで高揚した彼女の軋むような咆哮に呼応し展開される。 豊富な近接技能に対し、魔術や遠距離攻撃技能はひとつも所持しておらず、また魔術耐性もないため距離を取られると手が出せず前進するしかない。 肉体による攻撃は全て物理的なものであるため、実体の捉えられないものや物理無効の相手への攻撃手段は宝具しかなく、銃弾の火力頼りになってしまうため威力が半減する。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ・戦闘時相性の悪い相手・良い相手 簡略… 相性が良い:セイバー、ランサー、バーサーカー どちらとも言えない:アーチャー、ライダー、アサシン 相性が悪い:キャスター セイバー、ランサー、バーサーカーなどの正面切っての殴り合いになる相手とは有利に戦闘を進めることができる。 アーチャー、ライダー、アサシンとの戦闘では逃げ撃ちに徹されると攻撃手段がないため攻め切れず非常に面倒。距離を詰めることができれば多くの場合圧倒できる。 ただし、罠類が無効であることや威力の低下しやすい遠距離武装では高い耐久力を貫けないなど敵側としても火力不足を感じることになるだろう。 魔術耐性が低く魔術全般に対して脆弱であるため遠距離かつ魔術を使用するキャスターは苦手。 特に低下・拘束魔術、呪いなどの搦手を用いられると抵抗できず、攻撃魔術に関しても他サーヴァントに比べ大きなダメージを被る。 毒や精神的な攻撃(精神汚染から泣き落としまで)は一切効かず、魔眼や魔術の類も「精神・心に働きかけて」効果を得るものは無効化する。 また存在分以上の魔力を必要としないことから、魔力遮断を目的とする魔術・宝具は効果が非常に薄く、そういった戦術を主体とする相手にとっては天敵そのもの。 逆に天敵といえるのが実体の捉えられないものや物理無効の相手である。攻撃に魔術的な属性がないためこういった手合いとは非常に相性が悪い。 どのサーヴァントとの相対であっても宝具の相性で戦況が大きく変わると思われるため油断はできない。 戦略的に魔術及び宝具を運用できる策士タイプのマスターとサーヴァントのペアが一番の難敵といえるだろう。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ・性格的に相性の悪い相手・よい相手 喋らず表情もあまりないため意思の疎通は難しい。好意を得たい場合は食べ物で釣るのが有効。または膝枕。 理屈で彼女を捉えようとすれば苦悩することになるだろう。 逆に深く考えなければ案外友好関係が築けるかもしれない。 犬だと思って接すのが正解という噂。 戦闘時においては全て敵であり的でしかなくなるため、好意も相性も関係がない。スイッチをいれないことが肝要。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ・最後のサーヴァント自身から一言! 「…………?」(眠たそうな欠伸) ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ・その他自由スペース ■以下設定ネタバレ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 真名の通り神や英雄ではなく、人の作った銃器「AK-47」という存在が偶像化され概念そのものが英霊となったもの。 英霊化に際してヒトとという望まぬカタチを手に入れた。人によって作られアラヤの抑止力となった、神造兵装の対極に位置するモノ。 …AK-47はあらゆる戦争への投入、またレジスタンス及びテロリストの代名詞として認知されるなど、世界的に使用された。 多くの命を奪い、また守り続けた彼女は人によって強く象徴化され、後に英霊化した。 しかし自身の意思と関わらず「戦争のための道具」であるがために戦場へ投入され続けた結果、存在として磨耗することになる。 更に追い打つように世に溢れた模造品によって際限なく意味が薄まっていき、ついには自己を認識できなくなり狂ってしまった。 彼女は人によって作られ、人によって使われ、それでいて人によって在り方をねじ曲げられた無辜の怪物なのだ。 狂う以前の適正クラスはアーチャーとアヴェンジャー。 本人はあくまで善だが、兵器という性質からもたらす結果は混沌である。 一丁のAK-47ではなくAK-47という概念そのものであるため関連する様々な情報を内包する。(AK-47を基とする派生系銃器の特性も己の情報の一端として扱うなど。) ただしドラグノフなどAKを参考にしただけの銃器(派生と明言できない)の特性は情報として不安定であり使用が難しい。 宝具である「流動する派生と模造」はこの総体からこぼれ出た「情報」であるため、あくまで身体の一部であり、他の宝具とは在り方が異なる。 また人ではなく銃器であるため精神的な要素を持たないなどの特性をもつ。 以下はAK-47という銃器ゆえの特性の一部 ・精神がない(生物ではないため) ・毒が効かない(生物でないため) ・魔術回路を持たない(鉄塊であるため魔術が使えない&魔術耐性がない) ・魔力を必要としない(鉄塊であるため、宝具類は概念から呼び出された情報であり魔術ではないため) ・オーバーヒート(銃器であるため連続使用時は冷却しなければならない) ・頑丈(鉄塊であるため、またAK-47の逸話から→「戦場遍く歩む鉄片」) ・長距離戦闘不可(AK-47の交戦距離) ・狂化によらない異常な能力値(サーヴァントは知名度で強化されるルール。現役で戦時投入されているAK-47はその点で非常に有利。) ・体重(AK-47一丁が約4kg=最低体重。概念そのものであるため、一丁〜生産されたAK全ての重量までを自身のものとして可変できる。「流動する派生と模造」の一環) ・修復可能(生物ではなく銃器であるため) ・点火(銃として弾丸を射出するための機能) ・自己改造(銃器であるためのカスタマイズ幅) and more... <宝具説明> ■戦場遍く歩む鉄片【ジェレゾハイドヴァ】 AK-47に伝わる「頑丈さ」を基とする常時発動型の加護。耐久性の向上及び罠類の看破や砂塵に対する耐性などを得る。 彼女の人知を超えた耐久能力は、彼女自身の異常な頑丈さに加え常にこの加護…そうであるべきという呪い…を受けているためである。 ただし、不死性を付与するものではなくあくまで「耐える」力である。 ■流動する派生と模造【クローニング・クローニング・クローニング】 穿ち砕く概念武装。バーサーカーの持つ銃弾類はこの宝具により現出したもの。 AK-47が史上射出した銃弾全てを自在に操ることができる。自身の存在から漏れだした情報であり、自身の一部であるため宝具でありながら魔力を必要としない。 しかしそれ故使用出来る弾丸はAKに関連したものであり、AKで使用出来るライフル弾・擲弾・散弾・銃剣などだけである。 展開位置は自身の周辺であり、自身の移動に追従する。単体で配置することはできない。 使用には段階的な制限がかかっており、彼女自身の高揚にあわせて解除される。また宝具としてのランクも同時に上昇していく。 初期状態ではいくつかを取り出し武装として使用する。 中期段階では展開数が上昇し、弾雨を浴びせることができる。(…イメージとしてはギルの宝具射出が銃弾になった感じ) 最終段階では更に展開数が上昇し、一発一発はあくまで弾丸だがもはや弾幕ですらない黒い波濤となる。 恐ろしいほどの火力と物量により、大量の土煙を巻きながら何もかもを粉砕する。 ギルの宝具との大きな違いは、ギルは膨大な種類を備えていて、彼女は膨大な量を備えているということ。 とりだす銃弾は自身で選択できるため、銃剣のみを射出することや、銃剣を射出し大量に突き刺さっているところへ擲弾をぶち込み破砕榴弾のような効果を得るなど多種多様な用途がある。 無論最終段階まで解除したならば消し炭にするのに技巧は必要ないが。 また、命中精度はあまりよくなく複数弾丸による面制圧が基本的な運用。狙撃はできない。 ■固有結界/揺蕩う硝煙【ドゥィムヴァイナー】 武器である彼女の心象風景。宝具の使用制限のうち、最終制限がかかっているもの。 彼女の咆哮とともに世界が塗り替えられ現出するその姿は戦場そのもの。飛び交う砲火は敵味方の区別なく、彼女自身すらも標的として攻撃する。 戦場こそが彼女の生きる世界であり、立ち返るべき原初の風景である。その愉悦のため彼女の能力には上昇補正がかかる。 機銃、空爆、戦車、擲弾など現代戦で起こりうる戦争事象全てが襲い掛かってくる空間であり、精神的に強くなければいるだけで恐慌状態になり発狂する。 あくまで「彼女の身に刻まれた戦争」であるため、近代兵器と己の肉体以外の武装は使用できない。 また「戦場に神はおらず、等しく明確に生と死が訪れる」ことから神性を持つものはそれを剥奪され、神であることに由来する不死性や能力を同じく失う。 大魔術たる固有結界の中でも、魔力を使用せずに展開できる特異な固有結界。 概念そのものである彼女の心象風景は人のそれよりも純粋であり、また存在的にも精霊に近いため世界からの修正を受けづらく、最大で一時間展開できる。 ただし使用するには制限を解除しなければならず、解除した段階で既に彼女は満身創痍であるため最大継続時間を維持することは難しい。多くの場合15分〜30分が限度であるようだ。 非常に強力ながら、オーバーヒートにより展開終了と同時に行動不能に陥るため諸刃の剣でもある。 当然離脱もできない完全な機能停止であるため、展開中に相手を殺しきらなければ自らの首を差し出すことになる。 小ネタ ・令呪コンセプトは「空気を掻き裂き飛来する弾丸」 ・カラーはAK-47そのもの(黒・銀・赤橙)、肌が浅黒いのは炎天下で使用されることが多いため ・小柄+ブーツ→標準身長=切り詰めたショートカービン(小さくしたAK)→切り詰める前の通常のAK ・普段:眠たげ・食事睡眠好き→戦闘時人が変わったように大暴れ  …→銃器は非戦闘時は休眠状態であり、クリーニングなどの調整を受けている。戦闘時にのみ武器として使用される ・Mによって調整可能=本来の姿は銃器であるため銃器類への造詣のあるものならば調整できる ・高く見晴らしのいいところ・物陰=戦場において有利・安全な場所 ・狭く窮屈なところ=ガンケース ・戦場及び対象を選ばない=武器はそれらを選ばない ・不運=なんか好き勝手使われてかわいそうだから and more...