「太極、両儀即ち陰陽を生じ、両儀より万物を生ず。
 一方二は一より生じ、一は道より生ず。道は一にあらざれば即ち無。
 即ち天道とは無極にして太極。おわかりかな?」


■魏信天蓋
姓は魏、名を信、号して天蓋と称する。字は伝わっていない。
東周の頃、斉の人だという。
その伝を信じるならば、既に齢2500を過ぎるということになる。
幼少の頃から異能と共に奇人で知られ、天地の知の全てを我物とせんことを求め、
若くして仙道修行者となり大陸各地を行脚して修行と研究の道を歩んだ。
ついに念願叶って仙人となったが、その知への欲望が満たされることは無く、いずれ森羅万象全ての理を
暴くべく、未だに世界のどこかで暗躍を続けているという。

基本的には歴史の表に名は現れず、魔術史上に於いても大凡足跡を残すことは稀だが、
時折忘れられた頃に姿を現し、名を思い出させる。

既に聖板などに興味を持っているとは思えないのだが、
今更何故かサーバントを引き連れ聖板戦争の場に姿を現す。



性格
極めて陰謀家的な性格の持ち主で、極力自分は前に出ず、謀略知略によって可能な限り
労力や危険を少なくして実を取ろうとする行動が目立つが、実のところ危険を避けたいがために
策を弄するというよりも、知力を用いた遊びとして謀略を行っているところがあり、
謀略が手段というより目的となっている節がある。

普段は飄々、悠々として掴み所が無く、激するということはまずない。
これはその実力のために余裕の無い状況に追い詰められるということが無いというせいもあるが、
もともとの山師的な一面の故につい危地を楽しんでしまう性分にもよると思われる。

彼の性格上の最大の特色はその知識というものへの執着と興味で、見慣れないものに対する好奇心、
(すぐに理解してしまうであろうにもかかわらずの)関心の示しようは、しばしば陰謀家の外見を
吹き消してしまう。

理詰めの陰謀家であるが一面情に脆いようなところもあり、合理一偏の男ではない。

方針(聖板戦争での立ち回り方)
基本的には聖板戦争に自分が勝利して聖板を獲得するということは目的に入っていないので、
あまり積極的に戦闘を仕掛けることはなく、神出鬼没の能力を生かして
他の参加者同士の戦いに介入したり、取引を持ちかけて参加者同士の関係を
操作したりといった行動がメイン。
自分自身の目的は極力隠すが、どうやらあるマスターを援護しているらしく、
そのマスターを倒されないよう、聖板に見えられるよう事態を動かしているらしい。
しかし、なぜそのようなことをしているのかは結局謎である。

戦闘スタイル(強み・弱点含む)
伝説の仙人たち殆どそのままの戦闘力を持っている為、真っ向から戦っても滅法強いが、
基本的には道術系の術の中でも特に怪しげで眩惑的なものを好んで用い、
適当なところで相手を煙に巻いて逃走してしまうのが基本パターンである。
倒す必要を感じた相手に対しても基本的に自分が向かうことは無く、他の何者かをけしかける方向で
策を練る為、余計に戦う場面を見ないことになる。

さまざまな事情から戦わざるを得ないとなれば、ボディガードのバーサーカーを暴れ狂わせつつ
自分はバーサーカーに援護の術を掛けたり、隙を見て相手のトドメを担当したり、やはり術で
戦場から放逐したりする。

聖板ではサーバントに戦わせる建前があるため基本的にはやらないが、自ら甲冑を纏い、
双鞭を手にして格闘を行うこともできる。

戦闘時相性の良い相手・悪い相手
術師としても武術家としても高い実力があるものの、実のところ相手を「倒す」ということが
得意と言えるわけではないので、本格的に戦闘が得意な相手を積極的に倒しに行くというのは苦手。
ただ、苦手とは言っても能力的には殆どサーバントに匹敵するものを持っているので
そうそう易々と倒されることは無い。
むしろ、戦闘重視で謀略に弱い相手なら扱いやすいとも言える。

性格的に相性の良い相手・悪い相手
なかなか本心を語らなかったり敢えて含みのある物言いをしたり、思わせぶりで
胡散臭い言動を好む為、そういう態度に不正直な印象や不信感を抱きやすいタイプには
好印象を持たれない。
ただ、根っから悪人というわけではないので、付き合いが長くなってくると反感もあるなりに
印象は良くなるという場合も多い。
むしろ魏信の側では真性の悪人を嫌う為、最終的には悪党ほど関係は決裂する。

パートナーについてどう思っているか
バーサーカーとしての召喚なので、相方いうよりは有能なボディガードという扱いである。
本人の戦闘力もかなり高いので、ますますそういう印象が強くなる。

台詞の例

「幾度知を極めたと思っても、その度に新たな知が新たな謎を見出し更なる知を求めずにはいられぬ。
 謎とは知とは無限なのか、無限に知り続ける果てに終わりはないのか。
 あるいは無限に貪り続けることが一つの結論の形なのか。
 儂の歩む永遠無限とは本当に無限であって変わりはないのか、興味は尽きぬよ」